山形県の環境と観光産業を守る会

山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(2018年12月から「エネルギー回収施設(川口)」として稼働開始)に関する詳細、および諸問題について

結審へ向けて(2)|上山市川口地区助成金裁判

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 清掃工場の建設地である「上山市川口地区」へ支払われている助成金(25年×300万円)が問題となっている裁判(上山市川口地区助成金裁判)は来週の裁判で結審の予定です。
結審へ向けて、3年ほど続き、複雑化したこの裁判のまとめを数回に分けておこないたいとおもいます。
今回は、これまでの原告側・被告側が裁判所に提出した主要な書類をまとめました。(*「リンク」と書かれている個所はクリックすると、それぞれの内容を見ることができます。)

 


上山市川口助成金裁判提出書類:
平成29年07月18日 原告側:訴状(リンク1)(リンク2)
平成29年09月01日 被告側答弁書(リンク)
平成29年10月23日 被告側第1準備書面(リンク)
平成30年02月28日 原告側第1準備書面(リンク)、甲1〜17号証
平成30年02月28日 被告側証拠説明書(リンク)、乙11〜12の2号証
平成30年05月29日 被告側第2準備書面(リンク)
平成30年08月28日 原告側第2準備書面(リンク)証拠説明書(2)(リンク)、甲18〜21号証、証拠申出書
平成30年08月29日 被告側訴訟告知書(リンク)
平成30年11月20日 原告側:甲22号証、意見陳述書、資料1〜7
平成31年02月12日 被告側第3準備書面(リンク)
平成31年02月12日 原告側:訴えの変更申立書
令和02年01月21日 原告側:訴の変更申立書(2)(リンク)第3準備書面(リンク)、証拠説明書(4)、証拠甲23~30号証
令和02年07月28日 原告側:訴えの変更申立書訂正申立書


今後予定されている裁判:

令和2年(2020年)10月13日(火) 13:30-
山形県上山市川口清掃工場建設に関する裁判|平成28年(ワ)第236号 一般廃棄物焼却施設建設禁止等請求事件

平成24年5月に突如山形県上山市川口地区に建設が決定した清掃工場(公称エネルギー回収施設:山形広域環境事務組合は清掃工場とよばずに「エネルギー回収施設」と呼んでいます)本体の建設中止、かつ建設後の操業禁止を求める訴訟です。川口地区決定に至るまで、平成11年に山形市志土田地区、13年に山形市蔵王半郷地区、18年に上山市柏木地区、22年に上山市大石陰地区と候補地を定めながらも住民の反対運動が激しく、4度に渡り計画を断念した経緯があり、5度目の今回では、あまりにも強引に決定されたため(地域住民にはほとんど清掃工場についての説明がないまま、きわめて短期間のうちに決まった)、この経過・結果に納得できない市民が住民訴訟を提起しました。

令和2年(2020年)10月13日(火) 13:30-
平成29年(行ウ)第8号 川口地区助成金公金差止等請求住民訴訟事件
平成28年07月18日~継続中 第一審、山形地方裁判所(松下貴彦裁判長平成29年3月迄、貝原信之裁判長 平成29年4月~))
原告:地域住民
被告:山形広域環境事務組合管理者 佐藤孝弘(山形市長)
原告ら訴訟代理人梶山正三弁護士(理学博士、ごみ弁連会長)、坂本博之弁護士(ごみ弁連事務局長)
被告訴訟代理人:内藤和暁弁護士、小野寺弘行弁護士
 清掃工場建設予定地である山形県上山市川口地区の地区会に対する不正な助成金の受け渡しについてを問う裁判で、川口地区会に支払われた助成金の返還と今後支払われる予定の助成金の支払停止等を求めています。

 

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