清掃工場敷地造成工事仮処分命令申立書の証拠提出資料公開
平成27年10月28日、山形地方裁判所に対し提示した山形広域環境事務組合に対する、公称エネルギー回収施設敷地造成工事仮処分命令申立書に対し、組合側は12月 3日、答弁書を提示しました。
内容については、12 月14、15日に公開の通りです。守る会の申立書には1~26号証までの証拠書類が添付されておりますので、ポイントとなる箇所を一部ご紹介いたします。
補助資料:清掃工場建設予定地周辺関係図。図中の番号は下の写真の番号に対応。
第16号証 (組合の雨水排水計画1~43P)より:
建設予定地と山地面積(3P)
敷地南側は山に接しており、この山の南面と敷地に降った雨は忠川(前川ダム放水路)に排出されます。忠川は、敷地北側を走る山形新幹線土手の下を潜った先で、前川に合流します。
第19号証の1・写真撮影報告書より:
山形県上山市五反田の、山形広域環境事務組合が新清掃工場を建設する予定地付近について発生した水害、及び忠川護岸に発生しているクラック等について、下記の通り、写真を撮影した。
写真1
2013年7月18日
清掃工場建設予定地が冠水しているようす。
冠水した水が流れ込んでいる川は、忠川。
写真2
2013年7月18日
前川の五反田橋付近が増水しているようす。
五反田橋は、清掃工場用地のすぐ近くである。
写真3
2013年7月18日
堅磐橋の下を流れる前川が増水しているようす。
堅磐橋も、清掃工場予定地付近にある橋である。
写真4
2014年7月12日
清掃工場予定地付近の前川の護岸ブロックが 崩壊しているようす。
写真5
2014年7月12日
清掃工場予定地付近の前川が氾濫しているようす。
写真6
2014年7月12日 忠川上流にあるダムに続く管理用道路が崩壊しているようす。
写真7
2014年12月29日
清掃工場予定地付近の忠川左岸の護岸に生じているクラックのようす。
写真8
2014年12月29日
清掃工場予定地付近の忠川右岸の護岸に生じているクラックのようす。
次回に続きます。