山形県の環境と観光産業を守る会

山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(2018年12月から「エネルギー回収施設(川口)」として稼働開始)に関する詳細、および諸問題について

造成工事風景 (1) 2015年11月15日撮影

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清掃工場建設予定地の造成工事風景  敷地南面から
2015年11月15日撮影 

 現在上山市川口地区の清掃工場建設地では、敷地造成工事と共に、国道からのアクセス道として上山市道一部拡幅工事、給水管敷設工事が行われています。

 敷地に入るためには、前川ダム放水路である「忠川」を渡る必要があり、組合はこの川に橋を架けました。 この架橋工事を許可した山形県に対し、現在訴訟が続いています。劣化したコンクリート護岸の安全性を問うものです。(次回は12月4日/山形地裁)

 また、国道からこの忠川橋に至る上山市道の融雪舗装、一部拡幅工事が27年度内工事として行われていますが、この工事については、大型車同士のすれ違いが困難であり危険ということで、上山市監査委員に対し住民監査請求を求めています。(12月4日意見陳述/上山市役所)

 さらに8月中旬から始まった敷地造成工事による排水により周辺地域及び排水先の前川が、洪水を引き起こす恐れがあるという理由で、組合監査委員に対し住民監査請求を求めています。(12月4日審尋/山形地裁)

 以上、架橋工事、道路工事、造成工事についてそれぞれに異議申し立てをする中、造成工事は休日返上で進められています。

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