全国で頻発するガス化溶融炉事故
全国で頻発するガス化溶融炉事故
化学薬品を使用するガス化溶融炉工場は、常に計器のトラブルや爆発事故と隣り合わせの施設です。(参考:会報・第3号に取材掲載済み)
産廃処分場は、敷地選定にあたり周囲半径500メートル内の住民の了解が必要ですが、同様の危険性をはらむガス化溶融炉については、規定がありません。小学生や住民などの一般市民が見学するガス化溶融炉工場は、工場の中でも危険性の低いクリーンな一部分に過ぎません。
以下の表は、東京23区内のガス化溶融炉を使用している清掃工場で起きた故障についての一部です。このことから、東京23区以外でも類似した故障が発生していると考えられます。
ページの続きはこちら:東京23区「清掃工場等故障週報」24年度の(PDFファイル)
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