山形県の環境と観光産業を守る会

山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(エネルギー回収施設)に関する詳細、および諸問題について

情報公開請求に対する2度目の開示日の延長について

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 これまで守る会は、公称エネルギー回収施設(川口)に関する架橋工事、敷地造成工事、上山市道工事等に関し、周辺の安全性に対する疑問を呈し、訴訟に至っております。

 山形広域環境事務組合、上山市はこれらの工事に対し、「安全で信頼できる施設」と謳い、平成24年の住民説明会以来その姿勢を崩していません。守る会はこれらをきちんと担保して戴くため、これまで数十回に渡り情報公開請求を行い、書類や図面、構造計算書(とはいえ、竣工当時の忠川護岸の構造計算書は不存在)を入手、分析して参りました。この結果が訴訟の継続となっております。

 そのような中、山形広域環境事務組合はつい先日の8月4日、造成地内で本体着工に向けた安全祈願祭を行いました。祈願祭後のインタビューで、山形広域環境事務組合管理者である佐藤孝弘山形市長は「まず、環境にやさしい施設。そして地域の皆さまにしたしみをもって・・・なるべく地域の方とは、なるべく理解を得られるのがいちばん・・・」とおっしゃっています。

 山形広域環境事務組合は来る9月初旬に本体建設工事を着工すると報じていますが、守る会は昨年秋以降、山形広域環境事務組合に対し再三に渡り、本体図面等の情報公開を求めて参りました。本体が安全であるかどうか、一番判断しやすい情報です。しかし、山形広域環境事務組合は平成28年4月になって初めて初歩的な立面図2枚(しかも数字は黒塗り)と完成予想図を提示しただけでした。これでは施設内容についての判断材料とはなりません。「安心安全の施設」と謳っているのであれば、当然開示されてしかるべきと考えます。市民は、これだけで本当に「安心な施設」であるかどうか、判断することはできないのです。

 平成28年7月12日、山形広域環境事務組合は山形県に対し、エネルギー回収施設本体の設置届を提出しました。守る会はその内容について同日、山形県に情報公開請求を行いました。情報公開請求をした場合、請求をした日から数え2週間以内に情報を開示する必要があります。設置届けはすでに提出されているので、その写しを求めているにすぎませんが、
開示内容の検討が不十分として開示日の2週間延長を通知。8月9日、その延長開示日を迎えましたが、県はさらに2週間の延期を通知して来ました。これは大変異例のことです。

 安全であるべき本体の図面を市民に開示せず、9月初旬に着工しようとする山形広域環境事務組合の姿勢は、許されざる行為だと思います。しかも、周辺工事についていずれも「安全である」という確証は、未だに得られておりません。
 「地域の方々に理解を得られるように」という管理者の言葉を裏付ける資料を市民にきちんと示し、理解できるよう誠意をもって努力をすべきであると考えます。

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平成28年4月になって初めて情報公開された山形広域環境事務組合により初歩的な図面(数字は黒塗りの状態で公開)

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