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山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(2018年12月から「エネルギー回収施設(川口)」として稼働開始)に関する詳細、および諸問題について

清掃工場建設に関し組合と上山市を提訴  山形新聞 2016年1月31日

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清掃工場建設に関し組合と上山市を提訴 反対する住民団体

 山形広域環境事務組合(管理者・佐藤孝弘山形市長)が上山市川口地区に建設予定の清掃工場(エネルギー回収施設)に関し、建設に反対している住民団体山形県の環境と観光産業を守る会」(結城玲子代表)は30日、組合と上山市を相手に、公金の差し止めなどを求め、山形地裁に提訴したと発表した。

 訴状によると、組合に対し、敷地造成工事の契約内容が不明確で無効であるなどと主張。上山市には、道路改良によって大型車の通行に支障が生じ、通行権が侵害されるなどと訴えた。入札に談合の疑いがあるとして、契約金額のうち未支出分を差し止めることなどを求めている。

 提訴は組合に対してが21日付、上山市が25日付。いずれも住民監査請求していたが、昨年末に却下された。同会は「訴訟で問題を明らかにしたい」としている。同会は現在、工場進入路として建設された橋をめぐって同地裁で組合、県と争っている。土地造成工事の差し止めを求める仮処分も申し立てている。

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