山形県の環境と観光産業を守る会

山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(エネルギー回収施設)に関する詳細、および諸問題について

上山市清掃工場建設予定地周辺風景 (4) 2015年11月29日撮影

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清掃工場の建設予定地内には十数台の重機が入り、連日稼働しています。 重機そのものの重量と振動、土を締め固めるための加圧により、忠川の護岸壁にも余計な圧力が掛かっています。昭和57年頃の俊工時には、田畑を支えるだけで、計算されていなかった圧力です。

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護岸の壁に網目状に広がるヘアクラック。護岸は全体として、確実に劣化の速度を速めています。

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護岸壁を貫通する深いタテの亀裂。忠川橋の両側や橋の下に上下に入っています。また、それにより内部の鉄筋が錆びている可能性もあり、さらに脆くなっている危険性があります。

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忠川(前川ダム放水路)には、建設予定地に入るための新橋 「新ちゅうかわばし」が架けられました。架橋により多くの重機やトラックが敷地内に進入して、劣化した護岸に対し土圧や振動を与えています。また農地であった際に使われていた旧橋も残されて使われており、河川上空の占有面積の大きさも問題となります。守る会はこれらの理由から、新ちゅうかわばしの使用禁止を求めています。


 架橋による忠川コンクリート護岸崩壊についての危険性について、具体的に示すためには、昭和57年当時の構造計算書が必要ですが、すでに山形県で廃棄されているため、何人も証明することはできません。

 架橋工事を許可した山形県に対し、その責任を問う訴訟が継続されており、来る12月4日11:30から山形地裁において、行政訴訟が行われます。山形県は、守る会の求める「設計時には想定していなかった新しい護岸への圧力は安全である」という証明を求められています。

 また、敷地造成工事を行うにあたり、組合は県や国の許可を必要とせず、組合の裁量で工事を行うことができます。しかし、 新たな土圧や振動、雨水の多量な排水問題があるため、守る会は造成工事差し止めの仮処分を申し立てており、同12月4日13:15よ り山形地裁において第1回審尋が行われます。

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