山形県の環境と観光産業を守る会

山形県上山市川口地区に建設予定の清掃工場(2018年12月から「エネルギー回収施設(川口)」として稼働開始)に関する詳細、および諸問題について

趣意書

私たちは、山形広域清掃工場(エネルギー回収施設)建設に伴う様々な問題を提起し、これからの環境、景観、健康、食品の安全性等について検討する市民団体です。これらを良い方向に進めて行くと、山形県が示す「観光立国山形」及び「食産業王国やまがた」また、山形市が示す「環境先進都市」を実現できると考えています。

そのためには、現在新設が進められている「ゴミ焼却工場」の建設を見直して、焼却量を削減する努力が必要です。ゴミを削減するためには、生ゴミを燃えるゴミとして出さずにコンポスト化し、肥料として循環させることが大切です。
さ らに、分別再生を徹底することも重要です。ごみ焼却場計画が、住民側の立場に立って誠意をもって行われているか、地形や健康、農作物への影響を精査してい るか等々、市民の立場でチェックして参ります。私たちはそのような仕組みを提案し、行政と共に実行して行くことを目標にしております。そのためには多くの 市民、県民の皆さまのご協力が必要です。

行政側の発表では、導入予定の「ガス化溶融炉」について、「ほとんど害はない」としていますが、過去の全国における溶融炉事故、健康被害は深刻であり、安全安心について、市民が検証する必要性があります。発生するダイオキシンは、ヒトの染色体異常の発生率を高くし、とりわけ子どもや妊産婦や遺伝子に影響を与えると言われています。内分泌攪乱物質による男子の生殖異常、癌、白血病自閉症、喘息、湿疹、アレルギー疾患等が多発することも報告され、欧州連合では厳しい監視体制が取られています。これらのことから私たちは、日本でも減少方向のゴミ焼却施設を削減して行く活動を続けて参ります。

この考え方にご賛同戴ける方は、是非会員登録して下さいますようお願い申し上げます。お名前とご住所を書いて戴くだけで結構です。会費は必要ございません。また、講師招聘等の活動資金カンパへのご協力もお願い申し上げます。

 

振込先:

山形銀行山形駅前支店 

普通預金 3065723

山形県の環境と観光産業を守る会 代表 武田玲子

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